七草がゆを食べやすく！他の野菜で代用するおすすめのつくり方

こんにちは！トモ（@tomos0105)です

年が明けると、スーパーに「七草粥」のセットが売られているのを見かけることがあると思います。
とても身体に良いものだとはわかっているのですが、七草粥セットってだいだい300円～くらい。
ほうれん草が一束で100円前後で買えるのに対してちょっと割高だし、匂いや苦味が強いものが多くて、苦手な方や、わざわざ食べないなという方も多いかなと思います。
そこで七草粥の七草を他の野菜に変えた、おすすめのつくり方をご紹介します。

春の七草って？
春の七草を別の野菜で代用するなら？
大根の葉っぱのみぞれ粥
1. 材料（2人分）
2. つくり方
まとめ

春の七草って？

「春の七草」は、以下の７種類の野草のことを言います。

セリ（芹）
ビタミンC、ミネラル、βカロテンが豊富。免疫力向上・便秘解消に効果的。
ナズナ（ペンペン草）
カルシウム、鉄、ビタミンが豊富。貧血予防・血圧を下げる効果がある。
ゴギョウ（ハハコグサ）
ビタミンB、ミネラル、フラボノイドが豊富。咳、痰、風邪の予防、利尿作用がある。
ハコベラ（ハコベ）
タンパク質、サポニン、カルシウム、鉄が豊富。利尿作用・消炎効果がある。
ホトケノザ（タビラコ）
食物繊維が豊富。整腸・高血圧予防に効果的。
スズナ（カブ）
ビタミンA、ビタミンC、カロテン、食物繊維が豊富。整腸・消化促進に効果的。
スズシロ（大根）
ビタミンA、ビタミンC、カルシウムやアミラーゼなどの消化酵素が豊富。消化促進・胃酸過多や胃もたれに効果的。

セリ（芹）とスズナ（カブ）とスズシロ（大根）以外は、あまりなじみがないですが、それぞれ栄養たっぷり、胃腸にやさしい効果があるものばかりですね。

春の七草を別の野菜で代用するなら？

大根・カブの葉っぱ
βカロテン、ビタミンC、ビタミンK、葉酸、鉄分が豊富。ビタミンCは風邪の予防や美肌効果を促す。
小松菜
カルシウム、鉄分、βカロテンが豊富。カルシウムや鉄分は、ほうれん草より小松菜の方が多く含まれている。
ほうれん草
βカロテン、ビタミンＣが豊富。ほうれん草赤い根の部分にはマンガンが含まれており、カルシウムやマグネシウムと共に、骨の形成や骨の形成を助ける効果がある。
三つ葉
カリウム、βカロテン、鉄分が豊富。貧血予防・高血圧に効果的。三つ葉の香りには食欲増進、消化促進効果のほかに、消化神経を安定させ、イライラや不眠症を解消する癒し成分がある。
オクラ
βカロテン、カリウム、食物繊維が豊富。整腸作用を促しコレストロールを排出する。高血圧にも効果的。
ネギ
ビタミンＡ、Ｃ、カルシウム、βカロチン、アリシン。アリシンはビタミンB1の吸収を助ける効果があるので、ビタミンB1が多い食品（豚肉、玄米等）と合わせると効果的。緑色の部分の方が太陽にあたって育った分、栄養が豊富。

などなど。春の七草でなくても冷蔵庫にある野菜で十分代用できますね。

大根の葉っぱのみぞれ粥

みぞれ粥

材料（2人分）

米･･･1/2合
水･･･600ml
大根の葉っぱ･･･5cm分くらい
大根おろし･･･好きなだけ
塩･･･ひとつまみ
ごま油･･･小さじ1

つくり方

お米を洗い、よく水気を切ってから、土鍋にお米と水（600ml）を入れます。
土鍋にフタをして強火で沸騰させます。
沸騰したらフタを開け、全体をかき混ぜます。
フタを開けたまま、弱火で30分、たまにかきまぜながら火にかけます。
30分経ったら塩と小口切りにした大根の葉っぱを加えてをさらに2～3分煮ます。
ごま油をまわし入れフタをして火を止めて、1～2分間蒸らしたらできあがり。お好みで大根おろしをかけてお召し上がりください。

大根おろしはにゃんこにして、お粥はにごり湯に見立ててみました。
大根の葉っぱ以外でも、お好きな野菜で同じ要領で作ってみてください。

まとめ

1月7日に七草粥を食べるのは、「無病息災」「健康長寿」を願い、お正月のご馳走で疲れた胃腸を労わる意味があるそうです。
縁起物ではありますが、無理して七草を用意しなくても、手軽においしく、少しずつでも体にいいものを取り入れることを意識する1日になればいいいかなと思います。

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トモ

WEB制作会社で3年ほど働いたのち、フリーランスに転身。
趣味の料理が高じてときどき営業する「ときどきカフェ」をはじめました。
レシピやWordpress、美容についてなど気になったことを記事にしたいと思います。
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