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【ラジオ書き起こし・中編】巨大サイトを運営する松本さんから学ぶ、多くの人に読まれるサイト運営

松本さんラジオタイトル2発想力

こんにちは!まなです。
今回の記事でも引き続き、月に700万PVを集める「ノマド的節約術」を運営する松本さん(@peter0906)とF太さんの対談ラジオから、視聴者に役立つ松本さんのエッセンスをご紹介します。

前編をまだ読んでいない方はこちらからどうぞ!
【ラジオ書き起こし・前編】巨大サイトを運営する松本さんから学ぶ、多くの人に読まれるサイト運営

▼松本さんゲストのひらめきラジオはこちらから

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ストレングスファインダーから松本さんを紐解く

ストレングスファインダーの簡単なおさらい

ストレングスファインダーとは?:34個の強みの中から自分のベスト5が分かる診断
下記の専用書籍からコードを取得して、専用サイトから診断が可能。

松本さんのストレングスファインダー結果

    1. ポジティブ
    2. 達成欲
    3. 親密性
    4. 活発性
    5. 共感性

第1位がポジティブ!を裏付ける松本さん伝説?

松本さんは当時、家を買った瞬間に仕事を辞めた。

1番安定した収入が必要なタイミングなのに、最終的に「なんとかなるやろ」で踏み切った。

 

その頃ブログはもう始めてたんですか?

まだ何もやってなかったです。ブログは辞める意思を告げて、有休消化中に始めましたね。

会社を辞めることは半年ぐらい悩んでいた。

当時は今のような繋がりもないので相談できる相手がいなかった。内容が内容なので、奥さんにも話しづらかったため、1人で悩みながら色々な本を読んでいた。

 

情報収集はもっぱら本からでした。その当時のホットトピックだった「働き方」「お金」など色々読みましたね。その頃に吸収したことが今役立っていますし、その時新たに知った考え方が今のベースになっています。

ちなみに、松本さん曰く、元々は超ネガティブらしい。

マイナス×マイナスがプラスになるように、ネガティブが突き詰められた結果ポジティブになったのでは?と思っている。

 

悩んでいる時はチャンス!スポンジ状態をうまく活かそう byF太

悩んでいる時はスポンジ状態で実はとてもチャンス。

なぜなら、どうにか助けて欲しいし助かりたいから、アンテナがビンビン立っている状態だから。

 

だから、実は悩んでいる時に家に篭っているのは勿体ない。

オススメは「本屋さん」に行くこと。

スゴく悩んでいる時に無理してでも本屋さんに行くと、「これだ!」みたいな本に出会えたりする。

 

人のブログを読むのもオススメです。
僕は、自由に生きている人のブログを読んで「こんな生き方も有りなんだ」と知ることが出来ました。そういう人たちの考え方を知るために、よく読んでましたね。

落ち込んでいる人はポジティブな人、自由に生きている人の情報をシャットアウトしがち。そういう人の情報を読んで嫉妬したり、余計に不満を感じて今の自分を否定することもある。

だけど、落ちている時に一瞬だけ何かの間違いで気分が上がる時がある。最低レベルの中でもちょっとだけ上がった瞬間を逃さずに、少しプラスに傾いた時に人のブログを読んだり、何かいい本を読んだりすると、それをきっかけに浮上できる。

 

そのためにいい本を集めておく。積んでおく。
落ちている時はそりゃ読めないけど、一瞬上がった時に読んで自分を助けられるように準備していくのはオススメ。

 

数値目標を達成するのが気持ちいい!2位の達成欲

松本さんは数字の目標を立てて、数字でどこまで伸ばせるか?を追うのがとても強い。毎月しっかり数字を追っている。

 

数値を達成することで得られる喜び

 数値を達成したら、またその上を目指せる。
どこまでいけるかな?っていうのが面白くて飽きない。

どこまでいっても終わる気がしない。

松本さんを動かす原動力は、いくら稼ぎたいか?ではなく「数字としてどこまでいけるか見たい」というもの。

 

数字が伸びない時のメンタルマネジメントは?

耐える。

というか、慣れる。

2年間ぐらい数字が頭打ちで上がっていかない経験もしているし、過去に5回ぐらい、1ヶ月の間に80万PVぐらい下がる経験もしている。それはもうえげつない下がり方をする。

 

・・・数字が本当にえげつない。

数字が下がると「ここから落ちていくんじゃ・・?」と不安になるんじゃないかなって思うんですけど、そういう時は何をするんですか?

 

 

▼数字が下がった時の松本さんの行動

  • 他のことに注力する
  • 「また1からやるか」「ここからどうやったら立て直せるか」と考える。
    数字が下がっても出来ることは無限にあるから、出来ることをやっていくだけ。

 

松本さんの人間関係は?3位親密性と5位共感性

松本さんは親密性と共感性が上位に来ている。
→最初仲良くなるのには時間がかかるけど、仲良くなったら一緒に仕事したり旅行したりと密な付き合いになりやすい。

反面、「この人もういいかな」と思ったらめちゃくちゃ早い。見切りが早い。

 

そういう自分が嫌になることも多いですね。
性格悪いなぁ・・と。

「仏」と呼ばれる松本さんにそんな一面が・・!

でも一般的に、スチールタイプは人間関係の見切りが早いと言われています。

 

 

実はめちゃくちゃドライな松本さん。というか、人間関係についてとても慎重。

そのため、仲良くなり心を許すことができれば、一生の付き合いになりやすい傾向もある。

 

TwitterのDMは解放しない。ミュート機能もよく使う

松本さんは、基本的にTwitterのDMは解放していないし、ミュートもよくしている。(ブロックは滅多にしない)

会ったことのない声の大きな有名人の中には、精神衛生上見えないようにミュートしている人が何人かいる。

 

結構左右されやすいので、心が乱されないように自分で自分を守る。
触れる情報はコントロールしています。

自分自身に負荷をかけるものを感知したらできるだけ未然に防ぐ。ミュートしちゃいけない、悪いかな・・という感情よりも自分を守ることを優先する。

 

月に700万PVもあると、サイトへのメッセージも多いのでは?

サイトのフォームは閉じています。
問合せは今はFacebookのみにしていますね

実名利用のFacebookを問合せ窓口とすることで、そもそもの問合せハードルを上げる。それを乗り越えて問合せしてくる人の話だけを聞くようにしている。(スクリーニング)

そもそも、問合せやクレーム等がないようにブログを運営している。

 

再びブログの話。 松本さんが思うブログ記事に必要なこととは?

松本さんが記事を見るポイント。

その記事が分かりやすいかどうか。

多くの記事は分かりやすさが足りない。

人が書いた記事を添削する時は、自分が読んで分かりやすいか?を見て、分かりにくいなと思ったところから突っ込んでいく。

分かりやすい記事を書くための2つのポイント

  1. 専門用語を使わない
    →既に知識があり、専門的な情報を探している人には刺さるかもしれないが、一般の人からするとそもそも何を言っているか分からない記事になってしまう。
  2. 情報を盛り込みすぎない
    →基本は1記事に対して1トピック。検索してサイトを訪れる人は「答え」を求めているので、回答を用意してあげる。そのための文章。

検索で読まれる文章は、多すぎてもいけない。

本筋からズレた内容はさらっと説明するに留めて、別の記事でまとめる。

1記事に対して1トピックのルールを守る。

答えに関係ないものは「興味があったら読んだら?」ぐらいでいい。ウィキペディア化。

 

確かに、書いている間に色んなことを思いついてしまって、横道に逸れがち・・・。何を書きたかったんだっけ?ってなりやすい人は、特に気を付けたい。

 

質問していることに答えてるだけ。だから読まれる!

松本さんの受け答えの内容は凄くシンプル。

聞いたことに対して過不足無く返ってくる。それがブログにも活きている。

 

“余計なことを言わない”というのは、情報過多の今の時代でとても大事かもしれない。

質問されてるんだから、それに答えるだけでいいんですよね。

質問されたことに対して、分からなければ「分からない」でいいのに、色々と喋ってしまう人がいる。

分かんなかったら分かんない、イエスだったらイエス、どっちでもない時はどっちでもない。とにかく松本さんは普段から受け答えがシンプル。

 

松本さんの記事には過不足がない。

余計な情報もないし、足りないこともない。必要な情報が満遍なくある。

だから検索された時に「ここで必要な情報が得られた」となり、そこで検索行動を終える。(検索行動を終えてもらうことはメチャクチャ重要)

今のグーグルでは、検索して1位で上がったサイトを訪れた後、何か違うなと思って戻ると別の検索ワードの提案がされるようになっている。読者が検索行動を終えなかったサイトは、検索順位が下がっていく。(恐らく)

 

文字数とかは気にしないですか?

考えたことがないです。

検索する人の求めに応じて記事を書いているのだから、文字数の議論は意味がないですよね。短い記事もあれば、長い記事もあります。

 

松本さんの過不足の無さとは?

ただでさえ情報が多い時代だから、必要なものを必要なだけを徹底するのが大事。

情報過多のこの時代に検索をする人は、本当にその情報を求めている。それ以外のことはいらない。そこに応えることが大事。

 

つい、サービス精神で余計な情報を足してしまう気がするなぁ。

松本さんが思うサービス精神

必要な情報を求めている人の心理を先読みして、「これも必要じゃないですか?」と出すこと。(Amazonの「この商品を購入した人は・・みたいなもの)

それを意識して新しい記事を書く。関連する、繋がりそうなものは記事の中でさりげなく提案する。

松本さんのサイトは、最先端のブログテーマを使っているわけでもないし、レコメンド記事が自動挿入されるような仕様もない。(やろうと思えばできるのに)

それは何故か?

 

だって・・・鬱陶しくない?

視界に無理やり入り込んだり、求めてもいない情報を出すのは過剰サービス。飲食店に置き換えてみると分かりやすい。(頼んでもないのに誕生日をお祝いされる)

 

読者が主体的に行動できる記事設計

松本さんのサイトは、検索して訪れた人が主体的に行動できるような動線になっている。

  • 必要であればクリックできる補足情報
  • 押し付けがましくプッシュはしない
  • 「本当にあなたが必要だったら見てください」
  • アフィリエイトも同じ。無理やり発生させようとはしない

やりすぎない感性。無理やり押し付けない。を、意識してやっている。

 

ぜひ、これらのことを踏まえて松本さんのサイトを見てほしい。

きっと「あぁ〜これかぁ〜!!」というのが分かるはず。

 

合う合わないがある、それが当たり前

何でも合う人、合わない人がいるからプッシュはしない。

色んな考えの人がいる中で、興味があったらどうぞ、という気持ちで書いている。

こうあるべき、はない。人と話す時も同じ。決めつけもしない。

 

僕は一般化から入って、徐々にその人のオリジナリティを見付けていくアプローチを取りがちなんですけど、今日は松本さんを一般化しようとして「そうじゃない時もありますけどね」ってよく返されます(笑)

決めつけに対する小さな反論ですかね(笑)

親密性や共感性によって、1人1人と密に付き合うタイプの松本さん。

人は色んな要素を含んでいるから、「こういうことですか?」「こうですよね」という発言に対して、「そうでない時もありますけどね」と返すことがよくある。

※一般化から入るのが悪いわけではなく、あくまでも性質の違い。

後編につづく。 

 

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>>松本さんのサイト「ノマド的節約術」
>>松本さんのツイッター(@peter0906)

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2018年春ベルリン移住。
2013年より、フリーランス秘書・パートナーとして、相談役・PJ企画マネジメント・WEBプロモーション・編集・人材マッチング・フロー整備など、ニーズに合わせて変幻自在に活動中。現在はドイツで学生生活満喫中。
趣味は筋トレと人間観察。猫と星と天井が好き✨

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