こんな質問をいただきました。
いつも楽しくツイート読ませていただいています。
それで質問なんですが、よく物事を機械的に見て分析し対処するライフハック的な内容をつぶやかれてますが。
逆に論理的に考えずに、自分の心や直感に従った方がいい事ってありますか?
なんで機械的に考えるかというと、感情に振り回されているときって、機械的に、論理的に考えているうちに、気分が落ち着いてくるからです。
「不安」とか「恐怖」とかっていう強い感情に心が引きずられているときに、なんとかそれ以上引きずられないようにするにはどうしたら良いか、というのはつまりどういう風に頭を使えば気分が落ち着いてくるか、ということで、そういう工夫みたいのを、自分自身はよく思いつく方みたいです。
なので、自分の心や直感に従った方がいいときというのは、その逆、つまり、機械的に論理的に考えまくっているときだと思います。
例えば、間違った仕事をしてるときとか、間違った人と付き合ってるときとか。
自分に言い聞かせるように、「自分が間違っていない理由」を、いくつもいくつも並べ立てているようなとき。
自分を納得させるために色々な材料を集めようとしているとき。
あるいは、自分以外の誰かの評価で動いているとき。見栄とかで動いているとき。
ただ、自分の直感に素直に従うのって、けっこう勇気いるんですよね… だからこそ、色々理屈をつけて逃げようとしちゃう。自分の心を機械的に動かそうとしちゃう。
ロジカルシンキングは、他人を説得するツールとして割り切る
ロジカルシンキングでは、未来を予測することはできない。
なぜなら、ロジカルシンキングは、どう頑張っても「今」手に入る情報が全てだから。限られた情報を前提にせざるを得ないから。
いくら論理的でばっちり組み立てられた思考だとしても、その前提となっている情報が足りなかったり、間違っていたりしたら全くの無意味。
となるとやっぱり、いかに正しく考えるかというより、いかに沢山の挑戦をするか、が重要ってことになるな。
実際に手を、身体を動かしてみて、初めてより新しい情報が手に入る。
いやー意外とお客さんは興味持ってくれなかったなーとか。
逆にまさかこういうのがウけるなんてなーとか。
自分、こういうの嫌いだと思ってたけど結構面白いな。
得意だと思ってたけど、実はけっこう緊張するんだな…とか。
動いて初めて手に入る「肌感覚」。その情報に基づいて方向性を修正していく。
その繰り返しってことなんだろう。
同じことを繰り返しているだけでは前進しない。
今の自分はどうだろうか。新しいことに、挑戦しているだろうか。
こわがってないでとりあえずやってみる。その繰り返しだ。
自分の思考を超えないといけない。
ふむ、これから「どうすれば自分の直感に勇気を持って従えるか」っていうのも考えていきたいところです。
感情に振り回されているときは、論理的に考える工夫があると落ち着く。論理的に考えすぎているときは、感情、つまり直感に従う勇気があると間違えない。 http://t.co/nT7hulh
— F太@ひらめきメモ (@fta7) 2011年9月11日
F太
心地のいい思考の流れをデザインしたい。
最新記事 by F太 (全て見る)
- 自分は怠け者だと思い込んでいる人へ。 - 2019年7月26日
- 肺のイメージを書き換えるだけで呼吸が深くなる…『ねこ背は治る!』読書メモ - 2019年7月5日
- 「いつも同じ事で悩んでしまう」状態を、前に進む推進力に強力に変換する3つの仕掛け。 - 2019年6月28日
- 速効性のある「モチベーションの上げ方」まとめ - 2019年6月23日
- 完璧を捨てる=雑に決断する - 2019年6月4日