不調で落ち込んだときに上向くためにはどのように過ごしたりしますか?
っていう質問を頂いた事があったのでご紹介。
不調なときはまず体調の原因を疑います。
急に落ち込んだり不安になるときがあるんだけど、大抵は
・お酒を飲んだ翌日、翌々日
・睡眠不足が続いている
・お腹が空いている
という体調起因が多い。
感情を無理に抑え込もうとすると余計こじれるので、一旦回復を最優先。
やはり「情緒不安定時のチェックリスト」は欠かせない。— F太@ひらめきメモ (@fta7) 2018年7月15日
まずは、落ち込んでる原因が、出来事じゃなくて体調にあるんじゃないか、って疑います。
寝不足じゃね?変なもの食ったんじゃね?カフェイン摂り過ぎ?とかとか。
身体の不調は心理状態にすごく作用するし、わりとその関係性に気付かないことも多い。
だから、落ち込んだ日の帰りは、おいしいものをいっぱい食べてぐっすり眠るようにしています。
部屋を片付けます。
あとは部屋を片付けます。気分よくないときって、大抵部屋が散らかっているので。
何から手をつけていいかわからない…という悩みは、とりあえず目の前を片付けながら考えるのがおすすめ。身体を動かしながら考えたほうが、じっとしているよりマシなアイディアが生まれるし、整理整頓しているという感覚が気持ちをポジティブにしてくれるし、ついでに部屋や机が綺麗になる。
— F太@ひらめきメモ (@fta7) 2016年2月15日
落ち込んでるからこそ出来ることを探します。
あとは、落ち込んでるからこそ出来ることないか、って考えます。
落ち込んでいる時期には、その時期にしかできない頭の使い方というのがあるはずで、
それをせずに元に戻っちゃったら、ちょっともったいない気がするからです。
今の精神状態だからできることってないかなぁとか考えています。
例えば苦しい時期だからこそ、でてくる表現ていうのがあって、
そういうのはできるだけついったとかに書き溜めて置きたいなぁと思うので、
苦しいときの心境は積極的にアウトプットしたりしています。
結果がでないからこそ自分の仕事のやり方をもっかい見直そうっていう気にもなってくるし、
調子いいときには気付かないであろう細やかな部分にも配慮が行き渡るようになるし。
なぜならそういう時期って不安だし。怒られたくないし。
落ち込んでどこにも出かけられなかった時期、元気なときに買って積ん読になっていた本をふと手に取り、それがきっかけになって負の感情から抜け出せたことがあるから、本は積んでおくだけでも意味があると思っている。落ち込み時に引きこもりがちな自分にとって、積ん読はある意味セーフティーネット。
— F太@ひらめきメモ (@fta7) 2018年9月24日
どんなに落ち込んでいるときでも、何もかもうまくいかないときでも、その時しかできないこと、感じられないことがある。深く深く潜った人だけ、見つけられる宝物だってある。もがくことにばかり気を取られていないで、その濁流に、少し身を任せてしまおう。観光気分で、その暗闇のスリルを味わおう。
— F太@ひらめきメモ (@fta7) 2015年4月14日
元に戻ろうという努力を放棄します。
そして最大のポイントは不調なときに、「元に戻ろうとしない」ということかもしれません。
例えばスランプのときとかって、「いつもの調子を取り戻したい!」って思うんだけど、
そうやって「いつもの自分」に、戻ろうとしないということ。
不調なときって、今までの自分ではどうもうまくいかなくなってきているということ。
自分でも今までの自分に飽きてきているっていうことだと思うのです。
ここで、いつもの調子を取り戻そうとして、いつもの自分に戻ったとして、
また一定期間は「いつもの自分」でいられるかもしれないけど、きっと、また同じことで
落ち込むんじゃないかと思うんです。
だから、元の調子を取り戻すための努力をするんじゃなく、
「もっと別の形で変化するためにはどうしたらいいか」って考えるようにしています。
そうすると、次落ち込むときはすこし別の形で落ち込んだりしているので、
「ふ、前よりは成長したかな。はーあ、つらいw」
って感じに、多少前向きに落ち込めるので。
絵にするとこんな感じ。
左の四コマがスランプで元に戻ろうとしちゃう人。
右の四コマがスランプで先にどんどん進んでく人。
せっかく次の場所に移ったのに、揺らいだ時にもとの場所に戻ると、
確かにそれは安心するかもしれないが、前に進んだ事にならない。
足場が揺らいだなら、さっさともっと先の足場に進んでしまえば良いのだ。
スランプというかスランプに陥っているという感覚って、今まさに様子が変わろうとしているからこそ生じる感覚であって、それって文字通り”乗り越える”べきものであって、”いつもの自分を取り戻”そうとすべき場面じゃないと思うのだ。せっかくの進化を必死にキャンセルしてどうするのか— F太さん (@fta7) 4月 23, 2011
肩を落としたり胸をはったり、気分と姿勢は連動している。だから、姿勢を変える事で気分を変える事も十分に可能なこと。でも落ち込んでいるときって、笑顔をつくったり胸をはったりするのすらきつい、っていうのもよく分かる。だからおすすめなのは、「大の字になって寝っころがる」これがいちばん簡単— F太@ひらめきメモ (@fta7) 2012年5月9日
F太
心地のいい思考の流れをデザインしたい。
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