こういう記事は好きだけど、「いやいや、大切なのはわかったけど、具体的にどうすればいいの?」ということが書いていないことが多くてもんにょりする。
そこで、これら「メンタルが強い人がやっている5つの日課」とやらを、自分なりに具体的に日常生活で実践していくための方法をご紹介。
①自分の感情を監視する
1時間に1回、「いまの自分はどういう気分か?」と問いかけるための仕組みを作る。
habitimerとか使って。
感情を観察するのはOKだけど、感情をコントロールしようとするのはおすすめしない。
ただただ、「ふーん、今、こういう気分なんだふーん」というのを確認するだけでいい。
「監視」って言葉がなんかいくない気がする。観察。観察が良い。
自分を責めがちな人に試してほしいのが「自分の感情や思考を他人事のようにながめる」練習。
例えば嫉妬したとき「あいつはダメなところが多いし…」とか考える自分に気づけることはえらい。でもその先「嫉妬深い自分ほんとダメ」と責めるのはやめる。「あー嫉妬してるわ、自分」と、観察して終わり。— F太@ひらめきメモ (@fta7) 2018年9月25日
②自分に共感する
そんな簡単に共感できたら苦労しないよね、と思ってしまう。
それでも試行錯誤の末、自分に共感するために一番効果的な方法を編み出した。それは
自分が小さくてすごくかわいい子供だったら、なんて声をかけるか
と考えること。
自分で自分をどう思っているか。というのは長年の蓄積で出来上がっている印象がすでにあるから、それを意識して変えることは難しい。
ならば、新しく作ってしまうというか、もともとある「褒め上手な自分」を引っ張りだしてくれば良い。
子供をイメージすると、誰でも褒め上手になれる。かわいい子供を、自分自身にするように厳しい評価をくだして批判するのは逆に難しい。
これはとてもおすすめな方法なので、どうしても自分を褒められない、認められない、というときに試してみてほしい。
③現実主義的な楽天家になる
2の応用。小さくてすごくかわいい子供の自分に「じゃあ、次はどうしたらうまくいくかな?」と問いかける。
子供の自分が楽観的に、すこやかに前に進めるように、大人な自分が現実主義的に、つまりシビアに考えてあげる。
そんなイメージ。
④健全な境界線を決める
心配なこと、もやもやすることをぜんぶ書き出す。
これはもう、癖にしてもいいくらい。
書き出したら、「この中で、今日考えること」を選ぶ。
今日、考えている暇がないものは、堂々と明日に先送りする。
今週、考えている暇がないものは、堂々と来週に先送りする。
文字にして、堂々と先送りすることで、驚くほどすっきりと境界線を引くことができる。
「今できることをやる」という言葉の真意は、「今できないことは、やらない、考えない、と決断する」ということ。戦略的先送り。
— F太@ひらめきメモ (@fta7) 2015年10月7日
自分は「書かない思考はループする」ってわかっているので、頭の中だけでグルグルと考え事をするのは極力避けるようにしている。
モヤモヤしているのに書き出す気力もないときでも、とにかく単語1つでもいいから書く。だからスマホには、開いてすぐ書き始められるメモアプリが必須。— F太@ひらめきメモ (@fta7) 2018年12月30日
⑤責任をもつ
これはうそ。
責任という言葉は、失敗の尻拭いをさせたい人が思いついた概念だ。
失敗の責任をとるなんて本当はできない。だって、もう済んだことだから。
なんか失敗して誰かに迷惑をかけちゃて、でもその人はミスを非難するような人じゃなくてますます責任感じちゃったりするわけだけどそこで感じるべきは責任じゃなくて愛情。ごめんなさいじゃなくてありがとう。
— F太@ひらめきメモ (@fta7) 2011年2月6日
F太
心地のいい思考の流れをデザインしたい。
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