こういうことを考えるようになったのは、精神科医の名越康文さんのこんなつぶやきを読んでから。
自分の気分にばっかり、こだわりすぎている
「自分ってどう思われてるんだろう」とか「やる気がでないなー」とか「相手のことをいまいち好きになれない」とか、そういう自分自身の内面についてのあれこれの思考というのは、ものすごくエネルギーを消費して、ぐったりするわりには、成果が少ない。
同じ答えや質問で、ずっとぐるぐる回り続ける。
こういう思考が無駄というわけじゃない。
むだじゃないけど、多すぎるのだ。
そればっか考えている。自分の気分にばっかり、こだわりすぎなんじゃなかろうか、と。
こういう、自分のことばっかり考えちゃって苦しいときに、とてもとても有効な方法がひとつある。
誰かに感謝してみるという頭の使い方。
いやらしいが、自分を救うために、誰かに感謝する。戦略的感謝。申し訳ないが、これが本当に効果的なのだ。
思考の配分を変える
感謝っていうのは、つまり自分以外のことに思考を向けているときの状態を意図的につくり出せる、実はとても良く出来たシステムらしい。
思えば、集中しているとか、楽しいとか、そういう状態のときって、自分の外にある何かに意識が完全に向いているときなのだ。
自分の内面にこだわりすぎているときの自分にまずはっと気付き、その癖を丹念に切り離し、外側へ興味を向ける。
こういうのをこつこつやってると、だんだん、思考の配分が変わってくる。
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F太
考えるのが好きなねこ。緊張した気持ちをふぅっと楽にしたり、ほんの少し勇気がわくような、そんな思考や情報をツイートします。
心地のいい思考の流れをデザインしたい。
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