- やらなきゃいけないことがあるんだけど、なかなか始められないことがよくある。
- そうこうしているうちにこんな記事にたどり着いてしまった。
という方の中でも、特に以下に記載しております心理学的ライフハック系テクニックを知っていて、試したこともあるけど、うまくいかないしこれでさくさく行動できるんだったら苦労しないっつーの。という方を対象にしています。
- 最初の一歩さえ踏み出せれば、あとは勝手にやる気が出てくる!
- だから、どんな些細なことでも良いから、まずは小さな行動から始めよう!
正直、もう聞き飽きた。って人にオススメ。
「うだうだしているこの時間も含めて、すでに行動は始まっている」と考えてやると、うまくいく
やらなきゃいけないことがあるんだけど、なかなかやる気にならない、身体が動かない、、、
そんなときは、「うだうだしているこの時間も含めて、すでに行動は始まっている」と考えてやると、うまくいく。
なぜ小さな一歩すら踏み出せないのか。
それは、うだうだしているときというのは、そもそも最初の一歩について思考を巡らせることすら、意識が拒否している状態だから。
「今でもできる小さな行動は何だろう」って考えることすらめんどくさい状態だから。
身体全体が、まだ始めたくない。行動したくない、と考えている状態だから。
思考とはエネルギーである
行動を起こすには、まず、目標とする行動を、頭の中にイメージする必要がある。
イメージとはつまり、思考である。
行動を促すためには、思考というエネルギーを、身体が動き始めるまで効率的に貯め込んでいく必要がある。
そのための方法が、「うだうだしているこの時間も含めて、すでに行動は始まっている」というマインドセット。
実践編
例えば今、英語の勉強に取りかかりたいとする。しかし、それがめんどうなあなたは、こうしてインターネッツをぼーっと眺めている(あくまでたとえ話です)。まさに、うだうだしている状態。
まずは今のこの状態を、「すでに英語の勉強は始まっている。今の時間は、英語の勉強に取りかかるための(最初の第一歩を踏み出すための)エネルギーを蓄積している時間である」と考える。
次に、英語の勉強の終了時間を決める。「うーん、だらだらしている時間、準備する時間なども考慮して、いまから90分かな」という感じ。
するとどうなるか
・最初は「英語の勉強始めたくない!」と思っていたはずが、いつの間にか「既に始まっている」ことになっており、この時点で意識がやや混乱しはじめる。
・思考のテーマが「英語の勉強」と定まった。この瞬間から、思考のエネルギーが効果的に「英語の勉強」という目標に集まりはじめる。今は英語の勉強の時間だと意識した瞬間から、ほぼ自動的に英語の勉強のことを脳が考えはじめる。
・終了時間を決めたことにより、時間感覚が目覚める。ダラダラしている状態というのは、いわば時間感覚を忘れている状態。時間を意識することで、急に時間がもったいなく感じはじめる。すると自然に「早く勉強を始めなければ」という思いが強くなりはじめる。
あとは十分な思考エネルギーが蓄積されれば、身体が勝手に動き出す。
更に成功率を高めたい場合
更に成功率を高めるなら、それこそ、ここで初めて「最低限、準備だけでもするならなにを準備しようか」って考えてみる。参考書を手元に用意するだけでもいい。
あるいは、行動を始められなくても、行動をやめることはカンタンだ。今やっていることをとりあえずやめてみる。
インターネッツをやめる、ゲームをやめる、ねっころがっているのをやめる。。。
まとめ
- 「このダラダラしている状態も含めて、既に取り組みは始まっている」と考える。
- その時間も加味して、終了時間を決める。
- それでも行動に移れなければ、今あるやる気でできる最小の行動は何か考える。
- それでも行動に移れなければ、別にうだうだし続けても構わないが、今やっている行動は辞める。
F太
心地のいい思考の流れをデザインしたい。
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