完璧を捨てる＝雑に決断する

そうか。完璧を求めない、というのは、すなわち「雑に決断しろ」ということなのだ。

完璧を求めるというと聞こえはいいが、それってすなわち、「完成した」という決断を先延ばしにしているということなのだ。

もう少し頑張ればもっと良いものができるかもしれない。その可能性に逃げることで、「自分の実力はこの程度」と、自分で決め付けるという苦しみから逃れることができる。

自分の実力はこの程度、ということを認め、これで完成なのだ、と前に進むことができるかどうか。

つまりそういうことなのかもしれない。