私が今こうして、ひたすら自由に生きていられる理由を書きました。
クラウドファンディングに挑戦しています
友人であり、長らく仕事のパートナーであったjMatsuzaki。2019年、私ひらめきメモのF太は、彼の会社のメンバーになりました。
弊社で提供しているタスク管理ツール「TaskChute Cloud(タスクシュートクラウド)」。このツールを世に広めたい、という思いから、我々は2019年7月、クラウドファンディングを立ち上げ、その期限までいよいよ1週間を切りました。
今回、このクラファンの御支援をお願いするとともに、私が感じる「タスクシュート時間術」の魅力について、お話させていただきたいと思います。
タスクシュート時間術とは?
タスクシュート時間術とは、端的に言うならば、
- 24時間、行動記録を取り続けていると、
- それがそのまま、毎日やるべきことのリストになる
という、タスク管理とライフログの記録を同時に行う時間管理のやり方です。
行動記録を24時間毎日取り続けると、例えばこんなことがわかります。
- 毎日、何時間集中して、何時間サボっているのか。
- ある仕事を終えるまでに、合計何時間かかったのか。
- ある人の雑談に何分、付き合わされているのか。
- 爪を切るのに何分かかるのか。何日周期で切っているのか。
- 全部やりたいことをやると、今日は何時に寝れるのか。
行動記録を24時間毎日取り続けると、こんな変化があらわれます。
- 外出しなくても家で仕事や勉強ができるようになる
- めんどくさいことがいつの間にか終わっている
- 〆切に追われることがなくなる
- なんでも習慣にできる
- 悪癖をやめられる
しかしなんといっても、私がこのタスクシュート時間術を実践する最大の理由は、
- やりたいこと、やるべきことを、さぼらず毎日しっかりとやれるようになった
これに尽きます。
毎日サボらず、やろうと思ったことをちゃんとやる。
このことを当たり前と思わず、「それはすごいな……。」と少しでも思ってもらえましたらば、もう少しお付き合いいただく価値があると思われます。
好きなことほど手につかない、やる気が起きない、という現象
自分がフリーランスになってから、まず一番びっくりしたのは
好きな仕事を自由に好きなだけできる環境なのに、やる気が起きない
という自分を発見してしまったことでした。これにはほんと参りました……。自分自身に心底、がっかりしました。
大して面白みを感じられなかった仕事を辞めて、自分がやってみたい、得意だ、と思う仕事だけを選べる環境になったというのに、いざ仕事にとりかかろうとすると「めんどくさい」と感じてしまう。
むしろ電車に揺られ、会社に出向いていたころの方が、めんどうだなと思いながらもよっぽど働いていました。
かなり深く、悩みました。
- 好きだと思っていたことが、実はそんなに好きじゃなかったのかな……
- 自分はこんなにも怠け者だったのか……
- 好きなことを仕事にしている人は、1秒も無駄にせず仕事をしているのに、自分ときたら……
「苦手なことにはモチベーションが発揮されません。だから得意なことをやりましょう。」→得意なことだけ選んでやっているが⁉
「嫌いなことには(同上)。 だから好きなことを(同上)。」→好きなことしかしてませんけど!?!?!?!?
自己分析もしたし、性格診断なんて何種類もやったし、占いだって場合によっては参考にしている。自分の好きなことも、得意なこともラッキーカラーもわかっている。そして今何をすべきかも本当はわかっている。
それなのになぜ、自分はこんなにも時間を無駄にしてしまうのだろうか?
好きなことや、得意なことの見つけ方を教えてくれる人は多いです。
膨大な量の仕事に優先順位をつけ、サクサクと捌いていくためのタスク管理術も沢山あります。
効率的な勉強法や、集中力を高める方法、モチベーションを高める方法も、いろんな本に書いてあります。
しかし、
「膨大にある『やらなきゃいけないこと』もそうだけど、それ以前に、好きで得意なことすら、やる気が出ずに、取り掛かるのに散々時間を無駄にしてしまう怠け者の自分を、どうやったら行動させられるのか?」
という、もはや開き直りのような、ほんとうに情けない(しかし、切実な)問題に応えてくれたのは、タスクシュートでした。
タスクシュートは、義務感ではなく自由意思で生きる人のためのツール
独立するまでの自分は、やれと言われたことをやる、という仕事のやり方をしてきました。
というか、生まれてからの努力はほとんど、やれと言われてやってきたことでした。
受験勉強も、就活も、公認会計士試験の勉強も。
たしかに、行きたい学校や、職場を選んだのは自分です。
でもそれは、学校に行かなくてはいけない、働かなくてはいけない、という暗黙の前提があって、強制的に選ばせられたとも言えます。
我々は小さいころから、やれと言われたことをやり、残った時間で自分のやりたいことをやる、ということにあまりにも慣れすぎているのです。
自由選択の難しさを、我々は幼いころにも経験しています。
それは夏休みです。
夏休みは、やりたいこととやるべきことが混在しています。一気に大量の時間が与えられ、やりたいことは何でもできると思える。
宿題もあるけど、大した量じゃない。毎日ちょっとずつやってもいいし、そうだな、夏休みの最初の週で全部終わらせちゃうのもいいな。まぁ、初日は自由に遊びまくろう!
とかなんとか考えて、結果は言わずもがな。自分の場合、宿題に取り掛かるのは決まって夏休みが終わってからでした。
タスクシュートは、一生を夏休みのように、自由に生きることを覚悟した人のためのツールだと思います。
- 自分でやるべきことを決め、取り組む覚悟を決めた人。
- こうあらねばならないという自分ではなく、こうありたい、と思える自分を目指す覚悟ができた人。
- 他人から与えられた価値基準ではなく、自分で価値基準を選ぶ、あるいは新しい価値基準を作ると決めた人。
- 「予定がないと不安」という状態から抜け出したいと思った人。
- 自分で考え、選び続けることを覚悟した人。
- 勇気を出して挑戦し続けることを覚悟した人。
自分はそんな人を同志だと思っていますし、そんな同志がもし、夏休みの宿題に全く手がつかない。自分はなんて怠け者なんだろう、と自信をなくしているとしたら、タスクシュートを知ってほしい、使ってみてほしい、と切に願っています。
夢を叶えよう、とにかく行動だ!努力だ根性だ、そういう言葉だけでは何かが足りないと感じてきた方へ。
やりたいことがあるのに、それにむかって努力できない自分に罪悪感を感じ続けてきた方へ。
自分がだめなのは、自分の努力が足りないからだと、自分を責め続けてきた方へ。
その考えは間違っている、と伝えたいです。あなたの思いは、こうありたいと願う想いは、とても気高く、素敵です。
だからこそ思うように身体が動かない。当然です。自由とは不安と表裏一体です。結果が出ないことに挑戦する必要があるし、結果がでない、誰も褒めてくれないことを、コツコツと続ける必要があります。「楽しい」だけでは片付かない課題が山ほどあります。これらの壁を乗り越えるためには、技術が必要です。
私が辿りついた技術が、タスクシュートでした。
- 努力が足りない、と自信を無くしてしまう人をゼロにしたいです。
- 自分のやりたいことがやれない人をゼロにしたいです。
- 好きなことに夢中に没頭している人を増やしたいです。
そのような思いで、このツールをより使いやすいものにしていく所存です。
そんな思いを、応援していただけませんでしょうか。
残りわずかな時間ですが、どうぞ、よろしくお願いいたします。
F太
心地のいい思考の流れをデザインしたい。
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